ブラジル議会がサイバー犯罪条約への加盟を批准

2月 28, 2022 at 21:20 コメントを残す

ブラジル議会の2021年12月21日の公報では、「サイバー犯罪に関する条約」の条文を含めている立法令37/2021が制定されたことが明らかになり、それによってブラジル立法側により批准が完了されました。「サイバー犯罪に関する条約」は、2004年から施行されており、個人情報保護とオンラインでの児童ポルノや著作権侵害を含むサイバー犯罪に関する対応を取り決める国際条約です。「サイバー犯罪に関する条約」では、加盟国の協力を促進するメカニズムをもたらすことで、インターネット上で行われる犯罪の対策を目的としています。

サイバー犯罪に関する条約は欧州評議会が2001年に発案したものですが、日本を始め、チリ、アルゼンチン、米国、コスタリカ、ドミニカ共和国など、EU圏外の国も加盟しています。条約の運用に際しては人権及び基本的自由の保護に関する条約、市民的及び政治的権利に関する国際規約、その他の適応可能な国際人権文書の義務に即して十分な人権を保護する措置を比例原則に従って行うよう締約国に求めています。

ブラジル外務省によると、ブラジルがこの条約に加盟することで、ブラジル当局が外国の管轄下にある電子証拠にアクセスすることが効率化されるとのことになります。

ホベルト

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